神奈川大学工学部物質生命化学科の松本太研究室では、2013年春から県内の中小企業におけるリチウム電池に関する技術力、競争力の向上をはかるため「神奈川大学リチウムイオン電池オープンラボ」をスタートしました。 本講演会は新型電池に関する様々なテーマを取り上げ、そのテーマの基礎的な説明と今後の開発目標(目標数値、ブレイクスルーすべきポイントなど)について詳しく解説することにより、新たな 研究開発のための指針を得ることを目的とします。
今回は、『次世代電池の課題と解決法』と題し、本学と包括的連携協定を結んでいる山形大学より2人の専門家をお招きし、オープンラボ主催の本学・松本太 教授とあわせて3 人の研究者にご講演をいただきます。
※本事業は、2012年度~2013年度神奈川県大学発政策提案事業に採択された事業です。
(日時) 2019年12月19日(木) 12:30~17:30
(会場) 神奈川大学横浜キャンパス3号館305講堂
(プログラム)
(1)12:30-14:00
「電流遮断法によるリチウムイオン二次電池の過渡応答解析 – 理論解の導出と実電池の解析 -」
山形大学 大学院理工学研究科物質化学工学専攻 仁科辰夫 氏
(2)14:15-15:45
「鉄系集電体を用いた高容量次世代電池の開発と大型化」
山形大学 学術研究院 森下正典 氏
(3)16:00-17:30
「ピコ秒パルスレーザーを用いて作製した穴あき電極による高速充放電、リチウムイオンプレドープの実現による次世代二次電池の創成」
神奈川大学 工学部物質生命化学科 松本 太 氏
(参加方法)
神奈川大学HP よりお申込みください
(参加費) 3,000円
(お問い合わせ) 神奈川大学産官学連携推進課
e-mail sankangaku-renkei@kanagawa-u.ac.jp
電話 045-481-5661 内線4818