近年、大学、研究所、企業の研究室の運営と管理の方法が急速に変化してきました。テクノロジーの進化、グローバルな競争、多様性の尊重、そして持続可能性への取り組みなど、さまざまな要因がこれを推進しています。しかし、研究室マネジメントの方法論は研究室リーダー間で共有されにくく、ブラックボックス化しています。本講演では、研究室マネジメントの現状と今後の方向性に焦点を当て、最新の戦略と実施方法を紹介します。主な内容としては、以下のトピックスを取り上げます:(1)研究室の効率的な運営と生産性の向上のためのマネジメント方法、(2)研究室の多様性と包摂性を促進するためのストラテジー、(3)研究の質と透明性を向上させるための新しいアプローチ、(4)グローバルな共同研究の形成方法。研究室のリーダーやマネージャー、さらには若手研究者や学生も対象としたこの講演で、研究環境を最適化し、持続可能で研究成果をスケールすることができる効果的な研究マネジメント論を実現するための知識とスキルを得ることができます。
日 時:令和5年11月27日(月)14:00~16:00
受講料:無料
講 師: 合田 圭介 氏(東京大学 大学院理学系研究科 教授/UCLA 工学部生体工学科 非常勤教授)
★お問い合わせ:
(地独)神奈川県立産業技術総合研究所 人材育成部 教育研修グループ
manabi@kistec.jp